スッポンの顔

2016年4月22日。前日の雨で濁り増水した川は、ナマズ釣りには絶好の条件となります。期待に胸ふくらませて出かけてみると、あの高級食材が釣れてしまいました。

タックル

  • 竿:ダイワ DZ サーフパワー 15-300
  • リール:リョービ エクシマ VS 3500
  • 道糸:ナイロン 4号

仕掛け

  • ハリス:ダイワ タフロン 2号
  • 浮き:なし → ハピソン 高輝度中通しウキ YFシリーズ
  • 錘:ナツメ錘 3号 → カミツブシ大
  • 針:ダイソー ワーム針 1/0 → チヌ鈎3号
  • 餌:鶏胸肉

雨の翌日だが、増水と濁りは少ない


川に着いてみると、濁りと増水の程度は「まあまあ」といったところ。もっと盛大に増水した方が好都合なのですが、昨日の降り方が足りなかったようです。農作業がはじまったせいか、このところ水は毎日濁ったまま。

鶏胸肉でコイが釣れた


先ずは流れ込みポイントを釣査。1投めで、いきなり大きなコイが掛かりました。コイが鶏胸肉を食ってきたのは、今回が初めてです。

暴れるコイ
いーこー

コイを水中リリースした後の何投めかで、がっちり根掛かりしてしまいました。ナマズの歯から指を守るために持参した軍手を着け、道糸を綱引きのように両手で引っぱって外します。そのまま仕掛けを手繰り寄せようとしたところ、妙な手応えが。

釣られたことに気づいていない?ナマズ


川に捨てられたビニール袋でも引っかけたのかと、さらに手繰っていくと、なんと糸の先にはナマズが。おそらく、根掛かりが外れた拍子に、その根についていたナマズが餌に食いついたのでしょう。

ナマズ 1本め
ずーなま
人間の腕と手は、どんな高級な釣り竿とリールよりはるかに精巧で、より微妙な力加減ができます。以前、ブラックバスの手釣りを試したことがあるのですが、上手くやれば、魚は、ほとんど抵抗することなく手元へ寄ってきました。

このナマズも、暴れもせず足下まで手繰り寄せられてきましたが、私の姿を見てさすがにわが身が置かれた状況に気づき、大慌てで回れ右をして逃げ出そうとしました。

が、リールのドラグ機能とは比べ物にならない、人間の指先の絶妙な力加減により、あっという間に岸へ寄せられてしまいました。

先ほどのコイに続いて、ナマズの水中リリースも初めて試みましたが、柔軟な体をくねらせて嫌がるため、針が外しにくくて仕方ありません。やはり、いちど口をつかんで固定した方が良いようです。

スッポンが釣れた


スッポン
ぽんすー

その後、再度の根掛かりで針を失ったのを潮に、浅瀬ポイントへ移動。ウキ釣りに変更し、いつもより少し上流側を釣ってみると、微妙なアタリが出ました。

アワせてみると、竿に重みはかかりますが、明らかに魚の手応えではありません。かといって、アカミミガメの引きともちがう。

スッポン 背甲
ぽんすー

今度こそゴミかな?と思って、浮いてきたものを見ると、なんとスッポンでした。この川にスッポンがいるという話は以前から聞いており、ぜひ釣ってみたいと思っていたところ。バラさないよう、慎重に浅瀬へ引き込みました。

噛みつこうとするスッポンとの攻防


アカミミガメやクサガメを捕まえるときは、甲羅の脇腹部分をつかめばよいのですが、スッポン相手に同じことをすると、普通のカメより首が長く柔軟なため、噛みつかれてしまいます。

いざ、スッポンの口が届かない尻のあたりへ手を伸ばすと、敵も、そうはさせじと体を回転させて抵抗。ハリスが切れないよう注意しながら糸にテンションをかけて動きを封じ、やっと背甲の後縁部をつかみましたが、カメのくせに甲羅が柔らかく、上手く力が入りません。

さらに、鋭い爪が生えた後ろ脚でゲシゲシと蹴ってきました。これは、水かきが発達してヒレ状になっているためか、アカミミガメより威力がありませんでした。

スッポン 腹甲
ぽんすー

人生初のスッポンの釣果。感激です。針を外すため先細ペンチを口に近づけると、目にも止まらぬ速さで噛みついてきました。あごの力もアカミミガメより強いようです。

これが、雷が鳴るまで離さないというスッポンの噛みつきか。と、また感激。カメは魚とちがって陸でも呼吸ができますから、じっくり観察してからリリースしました。

またナマズが釣れた


ずーなま

その後、初めてのポイントへ移動し、アシ際でまあまあの型のナマズを1本追加。先日と同じように、針にかかったナマズに別のナマズがまとわりついてきましたが、今回は、追ってきた方もいっしょに釣り上げることはできませんでした。