40cmのマブナ

2016年5月30日。夕まづめ釣行。昨晩の雨で増水した近所の川で、あわよくウナギかスッポンが釣れたら嬉しいが、結果的にナマズ釣りになるんだろうな。と考えながら、万能エサのドバミミズで、ミドリガメ以外、何でも歓迎の五目釣りです。

タックル(笑)は、20年以上前のリョービのグラスの磯竿4m、同じくスピニングリール2000番に、ぶっといナイロンの道糸。仕掛けは、ナツメオモリ2号を使ったミャク釣りで、鯉スレ8号を使いました。

ミミズの房掛け
やけくそ釣法

今日はミミズをケチらず使いきってやろうと思い、1投めから特大のドバミミズを投入。いきなり何かが針にかかりましたが、すぐバレてしまいました。

ナマズ(小)


1本めのナマズ

その後、さらに何投かして、枠が30cmの玉網にすっぽり入ってしまう、かわいいナマズを捕獲。川が増水して流れが強かったせいもあり、大きさの割に、かなりの引きを味あわせてくれました。

1本めのナマズ 針掛かり

針は、口の端にかかっていますが、下手をすると目玉に刺さりそう。

ナマズは、ルアーだと、なかなか針掛かりしない。餌釣りだと、すぐに針を飲まれる。それを防ごうと針を大きくすると、目に刺さりそうになる。カエシを潰しておかないと、なかなか針を外せない。

と、針に関して、色々面倒が多い魚です。それでも、キャラが立っているというか、独特の魅力があって夢中にさせられてしまう魚でもあります。

ナマズ(大)


2本めのナマズ

その後、しばらく何のアタリもない時間が続きました。川面にはコイのモジリなども見られず、音もなく飛び交うコシアカツバメの姿があるばかり。

ここ何日か暑い日が続きましたが、今日は風が強くて肌寒いくらいです。水温も下がって、魚の活性が落ちているのかな?と考えながらボーッとしていると、突然、護岸に置いていた竿が、斜面を滑り落ちていきました。

2本めのナマズ 針掛かり
くわっ

なかなか水面に姿を見せなかった魚は、枠が30cmの玉網ですくうには大きすぎるサイズのナマズでした。柔らかい体をくねらせて逃げるので、なかなか網に入りません。

しかし、その柔軟性が最後には仇となって、小さな玉網にもくるんと丸まって収まってしまいます。

このナマズ、やりとり中から水に戻してやるまで、なぜか口を大きく開けっぱなしでした。どのナマズもこうだと助かるのですが、逆に口を閉じてしまうことが多く、針を外すのに苦労します。

2本めのナマズ 全体

50cmくらいでしょうか?重さも、そこそこあるようでした。

川ハギ来襲


2本めのナマズをリリースした後、房掛けにしたミミズの1匹、もしくは大きなドバミミズの端だけを食いちぎっていくようなアタリが続きました。

釣り人の間でその存在が噂される、淡水性カワハギ・通称川ハギが、この川にも生息しているようです。文字通り汗水たらして掘ったミミズが、どんどん食われていきます。やめてください。

この川ハギ対策としても、先日の投稿で紹介した鶏胸肉はおすすめです。硬いので、そう簡単には餌盗りにやられません。


そうこうしているうちに、納竿の時間が近づいてきました。水面にはいくつもの波紋が見え、コイやフナの夕食の時間がはじまったことを知らせています。


40cmのフナが釣れた


もう閉店セールだと、LLサイズのドバミミズを次々に投入。磯竿の穂先がプルプルと震える、フナ特有のアタリがありましたが、針がかりせず。餌をチェックすると、そのまま針についています。

なんだ。ドバミミズを食いちぎれないような小魚か。と思って、仕掛けを振り込みなおして竿を置くと、しばらくして、その竿がピョンと跳びました。すんでのところで、竿尻をつかんで水没は回避。

置き竿に大きなナマズがかかっても、ズリズリと引っ張られるだけなのに、これは相当の引きです。すわコイか。今日も、コイ先輩の釣り初心者しごきタイムが始まってしまうのか。と青くなりましたが、すぐに顔を見せたのは良型のフナでした。

足元までは素直に寄ってきましたが、そこで急に激しい突っ込み。釣り初心者は大いに慌てましたが、柔軟で長さもある磯竿は、その力を難なく吸収してしまいます。

40cmのマブナ

直径30cmの玉網に無理やり押し込まれたフナ。写真では、まさに「銀鱗」という色合いですが、肉眼では、もっとずっと黄色がかって、金色に見えました。

裁縫用のメジャーで測ってみると、尾びれを閉じた状態でちょうど40cmといったところ。大物です。正面から見た時の体の厚みも相当なものでした。

魚を目の前にしている時は「これはマブナ、すなわちギンブナだ」と何の疑問も持ちませんでしたが、こうして写真で見ると、なんだかヘラブナ=ゲンゴウロウブナっぽいような気も。

40cmのマブナ

「釣りはフナにはじまりフナに終わる」という言葉の影響もあるでしょうが、フナ釣りのもつベーシック感というかオーソドックス感はすごいと思います。

長い竿をフナが弓のように引きしぼる様子は、長い間、私たち日本人が釣りと聞いてイメージしてきたもの、そのものでしょう。私も、もっと積極的にフナを釣りたいと思います。