ウナギの幼魚

昨日、30cmのウナギを釣り、どうしようか迷った末に逃しました。全ての都道府県には(内水面)漁業調整規則というものがあり、体長何センチメートル以下のウナギは採捕禁止と決められています。県によって規則に違いがあるので、早見表を作ってみました。


都道府県別 体長によるウナギ採捕制限
体長都道府県
35cm滋賀
30cm青森,岩手,秋田,山形,群馬,富山,石川,福井,長野,岐阜,京都,奈良,和歌山,鳥取,島根,広島
26cm埼玉,東京
25cm栃木,新潟,愛媛,宮崎
24cm神奈川,山梨
23cm茨城,千葉
21cm福島,高知,福岡,佐賀,熊本,長崎,鹿児島
20cm愛知(佐久間湖は30cm),三重(熊野川水系は30cm),宮城,大阪,兵庫,岡山,山口,徳島,香川,大分
13cm静岡(佐久間湖は30cm)
10cm沖縄
記載なし北海道
体長欄記載の長さ以下のウナギは採捕禁止。
2016年6月16日に、各自治体のサイトから確認。

大きく4グループに分けられる


35cmの滋賀から制限なしの北海道まで各県ごとに基準は様々ですが、大まかに、30cm組・25cm組・20cm組・特殊組の4グループに大別できると思います。

30cm組は、東北の青森から中国の広島まで本州全体に16府県。25cm組は、東京をはじめ関東を中心に10都県。20cm組は、西日本を中心に18府県となっています。

特殊組4道県


特殊組は、滋賀・静岡・沖縄・北海道の4道県。

滋賀の35cmという飛び抜けて厳しい基準は、日本最大の淡水湖にして、世界的にも貴重な古代湖である琵琶湖を擁する県として、最大限にウナギ資源を尊重しているという誇りの現れでしょうか。

静岡の異常に緩い基準


疑問


静岡の13cmは、浜名湖周辺で盛んなウナギ養殖用の稚魚を確保するためではないかという意見を、ブログ「ざざ虫。」せつな氏からいただきました。

なるほどと思いましたが、養殖ウナギの生産量でいえば、鹿児島がダントツ1位で、2位は愛知、3位は宮崎、4位が静岡なのですが、トップ3は静岡よりはるかに厳しい基準を設けています。なぜ静岡だけ、13cmという緩さなのでしょうか。よくわかりません。

沖縄の10cmは、シラスウナギだけは採るな、という意味でしょうか。

北海道の制限なしも謎。もしかして、北の大地にはウナギがいないのか?と思ってWikipedia を見てみましたが、ちゃんとニホンウナギが分布していました。北海道には、鮭などのおいしい魚が多いので、誰もウナギなど採らないのでしょうか?

現代はネットで検索すれば何でもわかるとまことしやかに言われていますが、いくらググってみても、答えどころかヒントも見つかりませんでした。