ブルーギルの塩焼き

この投稿の内容

  • 池で釣ったブルーギルを塩焼きにして食べてみた。
  • 下ごしらえ中、ひれにあるとげが指に刺さって流血した。
  • 全体的には臭みもなくおいしかったが、腹身に一部、臭いところがあった。


ブルーギルをさばく



ブルーギル

前回の投稿で釣り上げた大きなブルーギル。下に置いた三徳包丁が30cmくらいですから、比べるとサイズがわかると思います。

原産国アメリカの釣り人がYouTube に投稿した動画を見ると、これより2回りは大きいギルを釣っていますが、日本でそのサイズが釣れたという話は聞いたことがありません。世界記録のブラックバスはわが国で釣り上げられているのに、なぜブルーギルは小さいのでしょうか。不思議です。

とげが指に刺さって流血


ブルーギル

先ず、いつものようにペットボトルのふたを使ってうろこを引こうとしましたが、かなり丈夫なうろこで、力を入れないとはがれません。勢いあまって手がすべり、背びれにある鋭いとげで、人差し指の爪のすき間を刺してしまいました。

「痛い!」と思った時には、もう指先は血で真っ赤でした。幸い、しばらく押さえていると血は止まったので、ばんそうこうを貼って作業を再開し、調理バサミで尾びれ以外のひれを切り落としました。最初からこうするべきでした。

This is インターネット

血が流れ出す指先を見ながら、手当をするより先に「これも写真に撮ってブログに載せようかな。いや、さすがに人の血はAdSense のポリシー的にNGかな」などと考えてしまいました。インターネット時代の病気です。

うろこを引き、エラと内臓を取りのぞいた


ブルーギル

苦労してうろこを引いた後は、えらとはらわたを出します。肛門から刃を入れた瞬間、ブルーギル特有の糞臭が立ち込めた、というより噴き出しました。ブラックバスのそれと似てはいるけれど、やはりブルーギル独特の、コケのような臭いです。吐き気をもよおしましたが、調理後には消えることがわかっているので、めげずに作業を続けました。

腹びれの部分がかなり硬く、はさみを握る手に力を入れないと切り開けませんでした。肛門から下あごまで切り開き、はらわたとえらを出して腹の中をきれいに洗ってしまうと、悪臭はなくなりました。

魚焼きグリルで焼く


ブルーギルの塩焼き

きれいに洗ってキッチンペーパーで水気をとり、飾り包丁を入れたブルーギルに塩をふって、ガスコンロの魚焼きグリルで焼きました。なんとなく、気分で飾り包丁を入れてあります。焦げないよう、弱めの火でじっくり焼くことにしました。

ブルーギルの塩焼き 完成


ブルーギルの塩焼き

結局、焦げてしまいましたが、淡水魚は寄生虫が怖いので、よく火を通したブルーギルの塩焼き。ブラックバスが池のスズキなら、ブルーギルは鯛でしょうか。

ブルーギルの塩焼き

焼き立てをさっそく試食。身には臭みは全くなく、ほどよく締まっていて、とても良い味でした。塩加減も上手くいきました。このサイズだと臭みがあるかもしれないと思っていましたが、余計な心配でした。

これなら、海の魚だと言われても気づかないかもしれません。皮にも臭みはありませんが、丈夫すぎて身をむしるのが大変でした。ブルーギルは小骨が多いというデマをよく聞きますが、そのようなことはありません。

腹身に臭い部分があった

これはうまいと食べ進めていくと、下ごしらえ中に閉口したあの糞臭がする部分が、腹身の一部にありました。といっても、ひと口、ふた口分だけなのですが。はらわたの中身が付着したのを、洗い流せていなかったのかでしょうか。肛門回りの身などは、切り落とした方がよいのかもしれません。

できれば、はらわたは釣り場で出してしまうべきです。もっと小ぶりなブルーギルなら、はらわたも少ないので、食べるには、あまり大きなものを選ばない方がよいと思います。


ブルーギルの塩焼きはおいしい


ブルーギルの塩焼き

ごちそうさまでした。ブルーギルの塩焼きは(下ごしらえ中はともかく)、臭みもほとんどなく、大変けっこうなお味でした。きれいな水で養殖したらよさそうなものですが、成長が遅すぎて難しいのだとか。しかし、われわれ釣り人は釣り放題・食べ放題です。

塩焼きという調理法についてですが、簡単そうに見えて実は料理の腕がもろに出てしまうので、私ごときの場合は、ムニエルやフライなど他の調理法を選んだ方がよいと思いました。

おわり