オイカワ

「寒バエ」にはだいぶ気が早いですが、近所の川にオイカワを釣りに行ってきました。釣り方は、リール竿と中通し浮きを使った浮き釣り。餌は、細かく刻んだ魚肉ソーセージです。

これでオイカワが釣れることは確認済みですが、今回はどうしたことか、さっぱりアタリがありません。まあまあの型のオイカワ1匹が釣れた後は沈黙。


ブラックバスを目撃

釣りの最中、この川にはいないと思っていたブラックバスを見てしまいました。30cm以上ある個体が、岸際を悠々と泳いでいきました。以前から住み着いていたなら、今まで見かけなかったのは不自然です。

上流にはバスやライギョがいると聞いたことがありますので、おそらく、そこから流されてきたのでしょう。そのうち釣り上げて、ムニエルにでもしてやろうと思います。


オイカワを唐揚げにした

さて、1匹しか釣れなかったオイカワですが、迷った末、持ち帰って試食することにしました。調理法は、丸揚げを選択。

今まで、同じ川で釣ったウナギ、スッポン、ナマズを食べていますから、大丈夫だとわかっていますが、万が一ということがあります。しかし、揚げてしまえば、大抵のものは食べられますし、おいしいのです。飲食業の友人は、床に落ちた食材でも揚げれば大丈夫だと言っていましたが、それはやめて欲しいです……。


オイカワに焼酎を飲ませる


オイカワ

先ず、生きたまま持ち帰ったオイカワを締めなければなりません。「酔っぱらいエビ」の要領で、焼酎を飲ませて締めることにしました。私を含む一部の人間は喜んで飲んでいますが、アルコールというものは、動物を殺すのにも使える毒なのです。

ところが、このオイカワはエビとちがって、なかなか死にませんでした。もしかして、酒豪のオイカワだったのでしょうか。

オイカワ

死んだ(あるいは昏睡状態になった)オイカワの鱗を落とし、腹を開いて内臓とえらを取り除きました。キッチンペーパーで水気を取り、少量の小麦粉といっしょにビニール袋に入れ、シャカシャカと振って衣をつけ、サラダ油をひいたフライパンで、揚げ焼きにしました。

オイカワはとても美味しかった


オイカワの唐揚げ

こんがり揚がったオイカワ。粉をつけすぎたかと思いましたが、油の中で剥がれ落ちて、ちょうどよい具合に仕上がりました。

オイカワの唐揚げ

アジシオを振って、ひと口かじってみました。臭みはまったくなく、とてもおいしいものでした。ワカサギの天ぷらと張り合えるくらいの味です。まずいと思っていたわけではありませんが、これには驚きました。

子供の頃から慣れ親しんできたオイカワ(アユが豊富な私の出身地では、ウグイやカワムツとまとめて『ハヤ』と呼ばれ、『アユじゃないやつ』という扱いで、ほぼ無視されていました)ですが、こんなにおいしい魚だったんですね。

何で、もっと早く食べなかったのだろう。今まで損をしていた……。と思いました。小学生の頃などは、川が瀬切れしてできた水溜りを掻き出して、大量のオイカワを捕まえたものです。その後は、また逃したり、水槽で飼って死なせたりしただけで、食べることは考えもしませんでした。もったいないことです。