鶏胸肉で釣ったナマズ

2017年3月14日。曇り。風あり。昨晩ひと雨あった後での、この天気。まさに絶好のナマズ釣り日和です。

これを見逃すわけにはいかないと、夕まづめの近所の川へ、釣り竿を担いでそそくさと出かけました。

釣り方は、ルアー竿と中通しオモリを使ったブッコミ釣り的なもの。餌はスーパーで半額になっていた鶏胸肉をキャラメル大に切り分けたものを使いました。

足を使って探り釣り

今日は魚の活性が高いだろうから、いつもより少しアクティブに釣ってみよう。そう思い、お決まりのグミオモリ2号から1号に軽くして、ブッコミ釣りというよりはミャク釣りの要領で、下流から上流へポイントを探りながら釣り上がっていきました。

しかし、雰囲気は最高なのですが、なかなかアタリが出ません。あれ、おかしいな……と思っていると、ある地点まで来たところで、足下に妙にニョロリとした黒い影が見えました。ナマズに違いありません。そこで、探り釣りをやめて置き竿で確実にその1匹を仕留めることに。

岸から3~4メートルほどの所に仕掛けを投入。10分ほど待った所で道糸がピンと張りつめました。針を飲まれないよう急いで竿を手に取ると、すでに獲物が針に掛かっていることを示す、ずっしりと重い手応えが。玉網なしで取り込むために足場が低い場所へ誘導しようとしても、上流へ下流へ突っ走り、なかなか浮き上がってきません。

普通サイズのナマズがヒット

ドラグを締め込んでしゃにむにリールを巻くと、やっと水面にナマズの黒い頭が現れました。引きの強さのわりに、サイズはそれほどでもありません。それだけ魚の活性が高かったということなのでしょう。

ナマズ
ナマズ 全体


じっくり空気を吸わせ大人しくなったところで岸に着け、下あごを掴んで取り込み。釣り針は下あごに刺さっていました。あまり強くない竿でのやり取りですから、それなりにスリリングな楽しめました。久しぶりに魚の引きを堪能して、大満足です。

ナマズ
針掛かりの具合 ダイソーのチヌ針2号を使用


手早く写真を撮ってナマズを水に戻してやると、元気に泳ぎ去っていきました。その後も、もう1匹を狙って釣りを続けましたが反応はなく、日没をもって納竿。

針にかかったナマズを追う別のナマズ

さて、帰宅してデジカメの写真をPCに取り込んで驚きました。なんと、肉眼では見えなかったのですが(近眼なので)、針に掛かってもがくナマズに寄り添うように、もう1匹別のナマズの姿が写っているではないですか。

釣られたナマズを別の1匹が追う
水面下に別のナマズの姿が!


過去にも同じようなことが2度・3度とあったのですが、これは一体何を意味しているのでしょうか? 2匹のナマズはカップルで、相手を心配して追ってきたのでしょうか?

いやいや、それはあまりに擬人化とロマンチシズムが過ぎた見方でしょう。冒頭のナマズの顔をアップで写した画像には、目尻に涙のようなものが見える気もしますが、きっと軟体の寄生虫か何かです。

縄張りから追い出そうとしている?

ナマズは縄張り意識が強く、複数をひとつの水槽で飼育すると激しく互いを攻撃すると聞きました。釣り針から逃れようと暴れまわるナマズに対して、「おいコラ。他人のシマで派手なことをしてくれてるじゃねえか。何のつもりだ? ああーん?」という意味で別の1匹が迫っているのだと私は思います。

それはともかく、ナマズたちもこれだけ元気に動き回る季節になったわけです。もしかしたら、私のようなど素人が投げるダイソーの100円ルアーにも食らいついてくれるのでは? と虫の良い期待を抱いたのでありました。