近所の川でのっこみのマブナを狙う・ヘラ師に虐殺されたアカミミガメの哀れな姿

マブナ

2017年3月20日。薄曇り。午後から近所の川へマブナ釣りに出かけました。

土日もフナを狙って竿を出したのですが、バラシを連発して、釣果ゼロという情けない結果に終わってしまいました。アタリはかなり激しいものだっただけに、釣り上げられなかったことが残念でなりません。

そんなわけで、今日こそは……と必釣を期して近所の川へ向かったわけです。気温は高め・しかしピーカン照りではない・風は少し吹いてる、という、なかなかの好条件。

ポイントは、昨日、珍しくヘラブナ釣りの老人たちが4~5人で竿を出していた場所(この川で私以外に釣りをしている人はめったに見かけない)を釣ってみようと思いました。

アカミミガメが虐殺されていた

ポイントへ着くと、ヘラ師が釣座を構えていたあたりに、何か黒っぽいものが落ちていました。バッグでも置き忘れたのかな? と近づいてみると、とんでもない光景が目に飛び込んできました。

虐殺されたアカミミガメ
虐殺されたアカミミガメ

黒っぽいものは、アカミミガメの死体だったのです。本来ならカメの首がある場所には、おそらく先端を竹槍のように尖らせたのであろう、短く切った篠竹が突き立っていました。竹を切るのに使ったと思しきカッターナイフも落ちていました。

現場を見たわけではありませんが、針にかかったカメをそのまま水に戻すのを嫌ったヘラ師が、こんなやり方で殺してしまったのでしょう。死体と書きましたが、中には、まだわずかに動いているものもりました。

それにしても、なんという惨たらしい殺し方をするのでしょうか。アカミミガメを殺すなとは言いません。むしろ、積極的に駆除をする必要があると思っています。アカミミガメを排除すれば、山で生き残っているイシガメが戻ってくるはずだからです。

しかし、こんな殺し方は許されません。一般的に採用されている冷凍庫で凍死させる方法をとるか、せめて鋭いナイフで首を切り落とすべきです。

土地の釣り師をなめているのか

さらに、見せつけるように死体を放置したまま帰るとは、どういうことでしょう。土地の釣り師(そして私)を無視、または馬鹿にしているとしか思えません。百歩譲ってカメを雑に扱うのはよいとしても、人間(しかも私)はカメとはわけが違うのです。

あのクソジジイども。次に見かけたら、ただではおかんぞ。と怒りっぽい私は思いました。が、前回、この川でヘラ師を見かけたのは1年前。次も1年後と考えると、とても顔を覚えていられそうもありません。

それにしても、淡水の釣りでは主にバス釣り愛好家、いわゆるバサーのマナー問題ばかりが取り沙汰されがちですが、なかなかどうして、ヘラブナ釣り愛好家も負けていません。バサーとヘラ師で、淡水の釣りマナー問題・負の両横綱という感があります(偏見)。

とりあえずマブナ釣りを開始

カメの死体は後日片付けることとして、別の場所でマブナ釣りを開始しました。何はともあれ、自分の釣欲は満たさずにおれないのです。いかにも釣り師らしい浅ましさと言えるでしょう。

釣り方は、ルアー竿と中通しグミオモリ(この日は軽めに1号)を使ったブッコミ釣り。道糸3号、ハリス1.5号、針はチヌ針2号です。

春のフナは岸近くに寄ってきて盛んに餌をあさる、という予備知識に従って岸から3メートルほどの距離を釣ってみましたが、何の反応もありませんでした。

アカミミガメが釣れた

そこで、竿をふりかぶって思い切り仕掛けを飛ばし、川の流芯近くを釣ってみました。道糸がピンと張りはするものの、そこから展開がない、という嫌な予感のするアタリで先ず釣れてきたのは、大きなカメでした。顔の模様がはっきりしませんでしたが、たぶんアカミミガメだと思います。

まだ日本が貧しかった時代に生まれ育ち、土民さながらの品格・教養しか身に着けられなかった可哀想な老いぼれどもとの違いを身をもって示すべく、ていねいに取り込んで針をはずしてやろうとしましたが、あのクチバシ状の口にはかないません。ハリスが切れてしまいました。

良型マブナが釣れた 寒鮒とは一味ちがう強烈な引き

とりあえず、流芯近くを狙うのが良いとわかりましたので、針を交換して釣りを続行。しばらくすると、また道糸がピンと張りつめました。しかも、先ほどとは違い、張りつめた糸がビンビンと弾かれたように振動します。魚のアタリです。

マブナ
良型のマブナ

魚に違和感を与えないよう緩めておいたドラグを締めなおしてアワセを入れると、いきなり猛烈な手応え。いくらリールを巻いても、なかなか引き寄せられません。これはコイかナマズかも、と思いつつ、さらにドラグを締めてリールを巻くと、ようやく良型のマブナが水面に姿を現しました。

マブナ


そのままギブアップするかと思いきや、足元まで来たところで急に下流に向けて突っ走り、こんどは沖へ走り、と、やはり真冬のフナとはちがう引きを味あわせてくれました。ダイワのリバティクラブ ルアーは弓なりに引き絞られましたが、この竿は初心者が乱暴に扱うことを想定しているのでしょう、案外と丈夫で、フナの引きを味わうには、もっとしなやかな竿が良いのではと思います。

体高のある、30cm ほどのマブナでした。

その後、アタリが遠ざかったまま夕まづめを迎えました。魚影はしきりに見えるものの、仕掛けを見切られたのか餌は無視されてしまい、日没をもって納竿としました。

大人も子供も……

昼間、ダイソーの竹釣りざおを持った中学生の集団が釣りをしているのを見ました。細い水路ならともかく、本流であんな短い延べ竿で釣りができるわけありません。案の定、すぐ引き上げてしまったのですが、なんと釣り竿を仕掛けごと投げ捨ててありました。

投げ捨てられたダイソーの竹釣りざお

老人から子供まで、あまりに民度の低い猿のごとき行いを度々見せつけられて、この日の私はもうげんなり、意気消沈でした。大きなフナが1匹釣れたからまだ良かったものの、そうでなければ、今頃はヤケ酒に食らい酔って、ブログなど書けなかったと思います。

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